水道管の歴史~古代ローマで使われた水道管とは~

人は生きていくためには、「水」が必要です。
そのため、人間は昔から、川や湖など安定した水の近くに住んで生活を営んできました。

やがて、多くの人が集まるようになり、都市が作られると
生活や産業の為大量の水が必要となり
川などから水を引くようになったのが「水道管」の始まりとなっています。
さらには、雨水や地下排水、生活排水のための下水も作られるようになります。

紀元前28世紀ごろのエジプト王朝では、すでに給水用としての水道管が誕生し
紀元前18世紀ごろの古代バビロニア王朝では、王の墓の地下排水に土管が使用され
古代中国では、山中の泉の水を村に引くのに、竹菅が使われていたことが分かっています。

このように、人は連続して水を送る方法として
古くから水道管を利用しながら、生活を豊かにしてきたわけですね。

本格的な水道は、紀元前312年の古代ローマで作られた「アッピア水道」です。
西暦305年までに、11水路、全長350キロメートルに及ぶ水道を完成させていて
一日あたり、113立方メートルもの水を供給していたと考えられています。

当時の配管には、木管や鉛管、石管が多く使われており
水洗や弁には、銅が使われていたそうです。

これには、正確な測量技術、水路橋、逆サイホン
流量の変動に対応した貯水池や貯水槽、減勢装置、沈殿槽などの施設もあり
当時の技術者の専門知識と高い技術力が示されています。

いまでは、木管などを使用することはほとんどありませんが
こうした歴史の積み重ねによって、現在の高い技術力による配管があるのだと感じさせられます。

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