消火器と消火栓はどう使い分ける?プロが教える初期消火のボーダーライン
火災が発生した際、現場に居合わせた人ができることには限界があります。
そこで重要になるのが「初期消火」です。
屋内消火設備には、大きく分けて「消火器」と「屋内消火栓」の2つがありますが、この使い分けの基準を知っている人は意外と少ないかもしれません。
まず、消火器は「炎が自分の背丈より低いとき」が使用の目安です。
粉末や二酸化炭素を噴射して火を抑え込みますが、放射時間は15秒から20秒程度と非常に短いです。
一方で、屋内消火栓はより強力です。
建物の壁に設置された赤い扉の中に、ホースとノズルが入っているのを見たことがあるはずです。
これは、消火器では太刀打ちできないような、天井まで火が届きそうな段階で使用します。
消火栓の工事では、ただ管をつなぐだけでなく、消防隊が使う「連結送水管」との連携も考えなければなりません。
高層ビルや物流倉庫などでは、地上にある送水口から消防車が水を送り込み、それを各階の消火栓まで届けるルートが必要になります。
この配管ルートを設計し、確実に施工管理するのが私たちの役割です。
現場での仕事の流れは、まず図面の管理から始まります。
その後、自社で配管を加工し、現場へ持ち込んで設置します。
設置が終われば「試運転」が待っています。
実際に規定の圧力で水が出るか、センサーが正しく反応するかを何度もチェックします。
東海3県の現場を飛び回り、こうした安全のインフラを整える仕事は、派手さはないかもしれませんが、社会に不可欠な存在です。
正社員として、腰を据えて技術を磨きたい未経験の方にとっても、入りやすい業界と言えます。
四日市で、こうした防災のプロを目指したいという熱意のある方からの連絡を待っています。